エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展

エドワード・ゴーリー展に行って

気になっていた「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展を四日市市立博物館で観てきました。
繊細なペンの線が美しかったです。
シュールで陰鬱な世界に不安になったり、猫ちゃん達の愛らしさにホッとしたり。。
残酷なシーンもゴーリーの緻密な線描で美しく儚く虚しい情景になっていました。
子供向けではない、大人向けの童話の世界。
暗いイメージの題材もどうしてこんなに人々は惹かれるのか、
作品たちを拝見しているうちに少しわかった気がしました。
私なりの考えですが。。「生」とは対極にある「死」を連想させる無残なシーンを描くことで、より「生」に対する意識を際立たせたり、
不幸な物語や結末の先にある「もしそうでなかったら。。」という儚い希望みたいなものを見るものに想像させたりしているのかなと思いました。
とにかく、とっても印象に残る作品たちには違いないと思いました。
好き嫌いは別れるかもしれませんが。。熱狂的なファンがいるというのも頷ける美しさでした。
でもうろんな客は、やっぱり可愛かったな。
写真はcafe ffeecoさんのチョコガナッシュとバナーヌのマフィン
home coffee roasterさんのスコーン シナモンロールとブルーベリーをおやつにいただきながら、
買ってきたポストカードを眺めている図(^^)