「のぶどう」への想い

安野光雅「のぶどう」

主人の飲み会の送りの帰りに「安野光雅の世界展」に行ってきました。
子どもの頃、親戚の家にあった「ふしぎなえ」という絵本。
言葉は書かれていないけれど、強烈に印象に残っています。
地下鉄の車内広告で偶然見かけてひと目で「あの絵本を描いた人だ!」と分かりました。
実際に原画を見てみると「本当に美しい!」の一言です。
画面の中に緻密に描かれた線、無駄のない構成、美しい色彩。
中でも私は「野の花と小人たち」の「のぶどう」が一番心惹かれました。
そしてふと、小さい頃道端の「のぶどう」を見て「きれいだな」と感じたことを思い出しました。
素敵な作品を鑑賞しつつ懐かしい思い出も甦り、感動もひとしおです。(^^)
最近はあまり見かけませんが、その植物が今も好きです。
思い切って図録も買いました。そしてこっこには安野さんの絵本を買いました。
でも、綺麗すぎて読まずに飾っておきそう。(^_^;)
安野さんの傘寿記念も兼ねての展覧会だそうですが、ずっと健康で活躍してほしいと願っています。
いつか、津和野にある安野光雅美術館にも行ってみたいと真剣に思いました。