かたちとことば

森友見子さんの「再生紙の造形『かたちとことば』」展を覗いてきました。
DMを見たとき、その作品の質感がちょっと気になっていました。
紙を再生して作品づくりをされているようです。
HPの中の『…作品は紙でありながら見た目は陶のようなフェルトのような
石のような不思議な素材感。さわり心地もやさしい。』
『紙を再生しながら私自身もどこか再生されているのかもしれない…』
という作家さんの言葉を見てはっとしました。そうなんだ、やさしいんだ。
質感だけでなく、色々な思いが詰まってるんだ。。と。
すべてが消費型の今の日本。
残念だけれど「雑貨」の分野も少なからず影響されている部分もあるなあ。。と、
日ごろから思っていたのです。
もちろん、私も日々消費しているひとり、です。
でも、こういうのもいいよね。って、妙に納得したのでした。
作品を見て。。不思議な質感の作品は軽いけれどしっかりしていました。
モビールは思わず声を上げてしまうほど可愛いかったです。
我が子も夢中で眺めていました。
「かたちとことば」作品に添えられた言葉もそうですが、
「ものづくり」の目線に改めて感心した私でした。いろいろあっていいよね。
写真の角砂糖が入っている小皿は、今日連れて帰ってきたものです。