苗族刺繍博物館

苗族刺繍博物館にて

今年の初め頃からずうっと気になっていた「苗族刺繍博物館」に、kuroちゃんと行ってきました。
布や織物が好きなkuroちゃんなら喜んでくれるだろうと思ったし、
自分も是非、その手仕事の技が光る刺繍作品を間近で拝見してみたかったのです。
その場所は、住宅地の中にある古民家にありました。
センスの良いオーナーさんが、古民家をこれまた素敵に改装されて大切に住まわれていました。まさに雑誌の中から抜け出てきたような。。
最初にお茶を頂き、その後刺繍の作品が置いてある2階に案内されました。
そこには、本当に膨大な数の美しい刺繍の施された布物たちが静かに展示されていました。
今回はその中の一つの山をじっくりと拝見させて頂きました。
二人でルーペを使って、夢中で刺繍を鑑賞しました。
見れば見るほど美しく繊細で、気の遠くなるような時間と祈りや願いを込めて縫われていると実感しました。
見終わる頃には、日もだいぶ下がっていました。
名残惜しいような気持ちになりながら「また来たいね」とkuroちゃんと帰路につきました。
上手く言えないけれど、この刺繍を目の当たりにすることができて本当に良かった、と幸せな気持ちになりました。
有り難うございました。
また、季節ごとに訪れて、色々な刺繍を眺めてみたいと思いました。