花森安治の仕事展

見応えのあった「花森安治の仕事」展。mouさんとご一緒させて頂きました。
暮らしの手帖の本の展示から、原稿やイラストカット、
校正原稿や当時を知るための貴重な資料がたくさん展示してありました。
ふと、展示されていた本の中から見つけた見覚えのある表紙の本。
昔子供の頃、家の食器棚の上からひっぱり出して見ていた母の分厚い本と同じものでした。
それだけで、時間が巻き戻ったような、懐かしくうれしい気持ちになりました(^^)
戦前から戦後へと激動の世の中を、自分の突き進む道をいつも信じ貫き生きていた花森さん。
世の中の価値観が戦争を境に全く違ってしまって、その波にもまれながらも必死に国民にメッセージを伝えようとしていた人生。
その一部をこうして垣間見ることができて良かったです。
でも、何より現代でも色褪せない色や絵やデザインや言葉にとても惹きこまれました。
上の写真は、現代美術館近くにあるわっぱ堂さんの白玉大納言ベーグル。
むっちり美味しかったです。
ご一緒してくださってありがとう！