KiKusa「この星に住む」 展 前編

この星に住む展hoshizumiさんにて

hoshizumiさんで行われたKiKusaさんの「野から山から II この星に住む 」展を拝見しました。
今展では、星々をイメージした新作の植物作品「草花の星林 herbes fleuries des étoiles」もありました。
『野の草花でつくる吊り飾りの植物オブジェ。草を一つずつ編んでつくる円錐状の草飾り。
天井から吊るす草花は瞬く星のような命の集まり。たくさん吊るすと星の林のような空間に』
と、KiKusaさんのHPにも紹介されていたように、hoshizumiさんというお店になぞってつくられた作品は、
本当にちりばめられた小さな星の集まりのようで、見ていてうっとり&美しかったです。
小さい頃に駆け回った何でもない原っぱで見かけた草花たちが、
また違った美しさとなって目の前に現れ、何とも言えない懐かしさと新鮮な感動を覚えました。
あの時「何の植物だろう?名前はわからないけれどきれいだな」と思っていた植物は這小糠草(はいこぬかぐさ)だと分かって嬉しかったです。
作品も植物をドライにしてから組み立てると聞いて、その作業の繊細さと費やしたであろう時間を想像して愕然としました。
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そして二年半ぶり!にkiKusaさんのWSにも参加することができました。
「植物の力をいただく」というテーマの元「夏至祭の草花と紫陽花の花環飾り」づくりをしました。
『北欧では夏至の日に奇跡が起こり植物の力が強くなるという。女性たちは白いリネンの服を着て歌いながら野の草花の冠を編む。
生花の草花と紫陽花を手で編む花環(リース)づくり。ゆっくりと乾かしながらドライのリースになるのを楽しむ。
夏至の日に摘んだ草花も入れて奇跡の力をいただく。』KiKusaさんHPより
という通り、先日の夏至の日にhoshizumiさんのお店の周りで摘んだという植物(野草)たちと、
色とりどりの様々な種類の紫陽花の生花を使ってリースをつくりました。
用意されたラフィアを使って白詰草のように植物たちを編み込んでリースにしていくのですが、これが大変でした。
一緒に行ったお友達の手際の良さに感心しつつ、私もがんばらなきゃ!と励まされるように?編みました。
やはり生花は良いなと思います。手に触れていると目も心も癒やされていきます。
ギュッと縛り上げて!?編み上げていくのが植物にとっては気の毒だけど、お陰で良い時間を過ごしすことができました。
やはりここでも植物の力を感じ、いただいているのだろうな。
会場はhoshizumiさんの2階だったのですが、そこにドライフラワーの作品や、ポスターやカレンダー、
ポストカードやKiKusaさんにまつわるものがところ狭しと飾られていました。どれも見応えがありました。
そして。。植木鉢もとても雰囲気のある植物ばかりで気になりました。
紫陽花や白樺、それに大好きな野ブドウがたくさんありました。
ナナカマドやスグリの木もあっていつか手に入れたいと思うものばかりでドキドキしました。
KiKusaさんのセレクトの山野草は、なるべくそのままの状態(雑草?下草が生えた状態)になっているようでそれもとても素敵だと感じました。
植物たちはまさに輝いていきいきとしていました。
写真は出来上がったリース(花環)を壁に飾っているところです。
一緒に参加された皆さんの作品もぞれぞれとっても素敵でした。
後編に続く。。